保健室に毎日娘と通って一日を過ごしていた私に保健室の先生が勧めてくれた本
これは学校に行きたくないと言いだしてか5ヶ月くらい立った時のお話です。
毎日毎日教室に入れなくなってしまった娘と一緒にとりあえずは学校にいき保健室で過
ごしていました。
私がいないともうダメ。
とりあえずついてきて。
一緒におってくれな行けへん。
というもも。
気持ちはわかるよ。
わかるけどもうちょっと頑張ってよ(T_T)
お母さんも限界だよ(T_T)
毎日毎日ももが寝た後に
「どうしてこんなことになってしまったんやろ」
「私の育て方が悪かったんかな」
と悩んで泣いていました。
顔も相当暗かったと思います。
学校にいるはずがない保護者の私がいるという引け目もありました。
もちろん学校には許可をとってあることでしたがやっぱり知っている子たちに
「ももちゃんのお母さんなんで学校におるん?」
とか
「ももちゃんなんでいっつも保健室なん?」
って聞かれるのも本当に憂鬱でした。
もちろん笑顔で
「さあなんでやろなあ」
って答えてましたけど(答えになっとらん)
そんな幽霊みたいになってたときに保健室の先生から紹介された本です。
先生「本お好きだと聞いたので。私も子育てに悩んでいたときに友達からもらったんで
す。よかったらさら~って読めるし読んでください」
と一冊の本を渡されました。
それがこの本でした。
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きっとご存知の方もいらっしゃると思います。
私は本を読むのが大好きなので一気にさらさら~っと読んでしまいました。
号泣しながら(T_T)(T_T)(T_T)
この本はメンタルマネジマントを仕事にされている方が書いた本です。
クライアントの方との相談をもとに話は進んでいきます。
その相談者の息子さんも学校で友達にいじわるをされていました。
そのいじわるをされている原因はあなたのこころの中にあると本には書いてありました。
あなたが心のなかで感謝しなくてはいけないはずの人を責めているから子供も責められるのだと。
思い当たるフシがありありでした。
私は小さい頃から両親のことが嫌いでした。
喧嘩ばかりしていたし、ヒステリックで感情的に八つ当たりしてくる母、お酒に逃げる父。
兄も自分勝手な人だったので大嫌いでした。
家に居場所もありませんでした。
きっとそのことだろうなと思いました。
読み進めていくと両親に対する許せない気持ちを手紙に書くとありました。
それはそれは簡単にスラスラ書けました。
次に感謝できることをかく。
先程おもうことを存分に書いたのでそれもできました。
最後に両親に電話をかけて感謝の言葉と謝る言葉を伝えてくださいと書いてあります。
これが、、、なかなか、、、。
保健の先生も
「私は実行はできませんでした。読むだけでも十分だと思います。」
って言ってくれたけど
でもこのまま家族が壊れていくのは本当にいやだ
すっごい葛藤の末に電話をかけました。
父「もしもし」
私「もしもし、わたしやけど。」
父「おうどうしたん?お母さんに変わろうか?」
私「いや、お父さんに話しがあるねん。小さい頃から反抗ばかりしてごめんね。思春期
のときとかほとんど口も聞かないでごめんね。いやな娘やったと思う。でもちゃんとお
おきくなるまで養ってくれて大学もだしてくれて本当にありがとう」
ぼろぼろ泣きながら話しました。
父はすごくびっくりしていましたが
父「そんなもん娘の言うことやから気にしてないわ。どうしたんや。なんかあったんか?」
と心配してくれました。
もものことは何も言っていないので
私「何もないよ。お母さんにも変わって」
といって母にも同じように謝罪と感謝の気持ちを伝えました。
電話を切った後はとてもすっきりした気持ちになりました。
母には母の父には父の事情や気持ちがあったんだなとわかりました。
この本はいまあなたに起こっていることはあなたの心の中を写したもの。
心のなかで誰かに怒っていたり責めたりしていると怒ったり責めたりするような出来事がおこる。
感謝の気持ちでみたされていると感謝するような出来事がおこるというようなことがかいてあります。
これを読んで電話した後にすぐにももが学校に行けるようになったかというとそうではありませんが、確実に何かは変わったと思います。
でもうちの場合は電話をして一ヶ月後には一人で学校にいることができるようになりました。
送り迎えはまだ必要でしたが帰りと迎えだけとかになりました。
どういう風に読んで受け止められるか。
どういう風にこころを変えることができるか。
それによってすぐに変わらない方ももちろんいらっしゃると思います。
でも紙に書いて怒りの気持ちを吐き出した後、感謝の気持ちを書くだけでも全然違うかもしれません。
私の場合はですが両親に対するわだかまりや怒りが消えたように思います。
自分が思ったこともはっきり伝えることが出きるようになりました。
もちろん私の場合なので他の方にも同じようになるかはわかりませんが。
よかったら一度読んでみてくださいね。
野口嘉則 「鏡の法則」より引用
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